「公認よりイメージで勝利した選挙戦」/荒木和幸氏

2016年09月28日

2016年8月24日、荒木和幸氏による選挙講座がありました。

以下、そのサマリとなります。

 

「公認よりイメージで勝利した選挙戦」

『みんなの党』の習志野支部長として市議会議員に立候補してほしいと声をかけられ、出馬を決意した私だったが、

公認が得られず、保守系無所属として仕切り直しをして、立候補した。

公認を得られるか否かという不安定な立場では、印刷物が作れず、ビジュアルや色を前面に出して闘った。

ポスターを作る際には、多くのなかでいかに目立つかが大切であり、政策を細かく書くよりも、キーワードでシンプルにイメージをつくるべきである。

◇議員になった経緯

東京でサラリーマンをしていた私は、知人が千葉県の県会議員になったのをきっかけに、会社を辞めて彼の秘書になった。もちろんその時点で、いつかは議員になろうという野心を抱いていた。

そして、2011年の習志野市議会議員選挙の8か月前に、地元の青年会議所の関係者より、『みんなの党』習志野支部を立ち上げるので、支部長として選挙に出てほしいという突然の依頼を受けた。当時の『みんなの党』は勢いがあるので、これは自分にとって有利な話であると思い、引き受けた。

ところが、『みんなの党』の公認がなかなか得られない。そこでしかたなく保守系無所属で仕切り直しをして、中核で当選することができた。

◇公認を得られない苦労と工夫したこと

『みんなの党』習志野支部を立ち上げられるのかどうかという、不安定な立場だったため、2か月前まで印刷物が作れなかった。その分、ビジュアルや色を前面に出して闘おうと考えた。写真の入ったリーフレットを作ったり、顔と名前をおぼえてもらうため、駅立ちや自転車をやった。選挙期間には、終電までホームに立ち続けた。

◇ポスターをつくるにあたり学んだこと

色については、青空を背景にした水色を基調とした。ただ、私が学んだのは、40人以上の候補者のポスターのなかでは、

一枚のポスターの完成度よりも、いかに目立つかが重要だということである。

そこで2期目のポスターは、横向きにして、文字をできるだけ大きくするなどの工夫をした。ポスターに政策を書いても

多数の候補者のポスターがあるなか、めったに読んでもらえないということがわかり、キーワードだけで、よりシンプルにイメージをつくっていった。

以上が私の選挙戦の体験談である。

 

◇質疑応答より

・公認が得られないなか、前半の準備期間において、やったことは。

     ↓

駅立ちや、印刷物の原稿を書いたりした。地元の町会へは、あいさつ回りをした。

・演説で、相手をひきつける方法について。

      ↓

相手に聞いてもらえなくても当たり前という感覚を、身につけなければならない。

マイナス面にとらわれずに、出来る限り堂々とすべきである。

政策を聞いてもらうよりも、姿勢を見ていただくのが大切だと思う。

・選挙期間には、終電までのほかに、朝も立ったのか。

      ↓

毎朝は立たなかった。朝立つ候補者は多いので、終電の方が目立った。

範囲を広げていくつもの駅で立つよりも、同じ駅に立ち続ける方が効果的であるということも学んだ。

・1期と2期の間の4年間に、駅立ちをしたのか。

      ↓

ほとんどしなかった。するべきと思ってはいるが、他の様々な活動に集中している内にアッと言う間に4年間が経ってしまったというのが実情。ただ、政治家として、年中選挙に繋がる事ばかりやっていることが必ずしも良い事とは思わない。政治活動と選挙活動は、別物と考えている。

 

 

 

 

 

荒木和幸氏のプロフィール

 荒木和幸(あらき かずゆき)

 習志野市議会議員

昭和53年5月7日 東京都江東区に生まれる
みのり幼稚園(習志野市)卒園
習志野市立大久保東小学校 卒業
東邦大学付属東邦中学校(習志野市) 卒業
東邦大学付属東邦高等学校(習志野市) 卒業
早稲田大学第二文学部 卒業
在学中、衆議院議員事務所にて学生秘書として従事。
株式会社JCB勤務を経て、千葉県議会議員秘書として更なる研鑚を積み、現在、習志野市議会議員(2期目)。

 

講義データ (2016年8月24日に開催された、政策議論講義「選挙体験談-習志野市議会への挑戦」より)